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トピックス:子供なのに柔軟性がない!?身体が硬いデメリット

子供なのに柔軟性がない!?身体が硬いデメリット

子供なのに柔軟性がない!?身体が硬いデメリット  

このコラムをご覧いただきありがとうございます。
さて、自分は体が硬いと思う人!心の中で手を挙げてください。スイミングに通っている生徒達にも、小学校低学年にもかかわらず体の柔軟性がなく、前屈で地面に手が届かない出来ない生徒さんがいらっしゃいます。  

 

体が硬くても、普段の生活に支障がなく生活できると思いますが、体が硬いと気づかない所で弊害があったり、年齢を重ねていくと腰痛や肩こりなどの慢性的な痛みを伴うようになっていきます。稀に小学校の高学年・中学生でも腰痛を訴える生徒さんもいらっしゃいます。

 

慢性的な腰痛や肩こりに悩まされている方は体が硬く、血流が悪くなって筋肉に栄養が行き届かなくなることで更にどんどん筋肉が硬くなり、痛みを伴うようになります。

更に年を重ねると、将来どうなってしまうのか??想像するとゾッとします。今回のコラムでは、体が硬いことで起こるデメリットや、体が硬くなってしまう原因について、探っていこうと思います。

●体が硬い人のデメリット  
では、「体が硬い」と聞くとみなさんはどんなイメージを持ちますか?
あまりいいイメージは浮かばないと思いますが、言葉にしてしてみると、より具体的なイメージを持てると思いますので、3つほどあげてみましょう。
 
①疲れやすくなる・疲れが取れない
 柔らかい人は関節が動く幅が広いので、最小限の労力で体を動かす事ができます。
 体が硬い人は関節が動く幅が狭いので、同じ動きをするだけでも大きな労力が必要になってしまい、疲れやすくなります。
また、筋肉が硬くなると、その中を通る血管は押しつぶされ、血流が阻害されます。血流が悪くなると、栄養が補給されないばかりか、老廃物が排出されず、疲れの取れにくい体になっていきます。
②姿勢が悪くなる
 体が硬いと柔軟性に乏しい為、錆びた機械のように可動域が狭くなります。年をとると、関節が硬くなる+老化現象が加わる為更に体は硬くなってしまうのです。
 人間はできるだけ楽な姿勢をとろうとしますので、楽な方に楽な方に…とやっていたら「いつのまにか腰が曲がっていた」なんて事もあるかもしれません。
③太りやすくなる
   血流が悪くなることで、脂肪を燃焼させる為に必要な酸素が十分に補給されず、脂肪が燃えにくい体になります。筋肉が固いと思いっきり体を動かすことができなくなるため、体そのものを動かす機会が減ってきてしまう。すると筋力が落ち、基礎代謝が下がり、ますます太りやすい体になっていきます。
   
●体が硬くなる原因は?  
「体が硬い原因って生まれつきなんじゃないの?」とか「よく体が硬くなるのは年のせい」とか言われますが、実際のところ原因はそうではありません。
生まれたばかりの赤ちゃんはどうでしょうか?みんなぷにぷにで柔らかい筋肉を持っていますよね。じゃあ、なんで硬くなっていくかというと、これは普段の日常生活がとても深く関係していると考えられているんです。  

 

まずは、原因の1つに「運動不足」が挙げられます。 体の柔軟性は、”関節の可動域”が深く関係していると考えられており、日常生活の中で、体の可動域をギリギリまで使うことはあまりありませんので、動かさない所からどんどん体は硬直して行きます。

幼児期の段階で、体を動かす機会が少なかった子供は、小学校入学時でも体がすごく硬い人がいたりするわけです。

他には、普段からの姿勢にも原因がある可能性があります。 ずっと猫背だったり、体に負担のかかる姿勢でずっと生活していると、徐々にその姿勢が慢性化し、筋肉が硬直し、可動域が狭くなる。その結果、腰痛や肩こりなどの症状を伴うようになるわけですね。

   
●どうしたら硬くならないの???  
 体が硬くなっていく原因の1つが「運動不足」なので、まずは身体を動かすことから始めましょう。
色々な運動やスポーツをすることが大切です。全身の筋肉を使うおすすめのスポーツはいうと?
もちろん「スイミング」ですね。  

「スイミング」は全身運動+呼吸が大きく関わるスポーツです。体の可動域を最大限使って筋肉の収縮を促し、呼吸や腹圧で横隔膜を動かすことで、体が硬くなっていくことを防げます。実は人間の体は、お腹から硬くなっていくと考えられているとされています。お腹の中には「横隔膜」という呼吸をするための筋肉があります。
 スイミングでしっかりと呼吸筋である横隔膜を動かしていくことで柔軟性を取り戻すことも可能であると考えます。

他にも「スイミング」が身体によいと言われる理由は色々とありますので、興味がある方は、他のトピックを読んでくださいね。

●最後に!  
 人間のいうのは昔、狩猟民族で、森や海など自然の中に食料を求め、厳しい自然の中で生き残るためには、体を効率よく動かす必要があったため、今の状態に進化したと考えられます。しかし、文明が発達し、生活が便利になり体を動かす機会が減ってきた現代。体を動かす機会が減った代償が、腰痛や肩こり・その他の慢性疼痛を招いているのではないのか??と、ふと考えてしまいます。  

ちょっと重たい話になってしまいましたが、日頃運動をしていない方は、外に出てお子さんと遊んだり、散歩から始めてみてはいかがでしょうか??

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 
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